Roman のストーリー
Roman にとって最高の精神的リハビリテーションは、人生に新たな目的を見つけることでした。家族、戦友、彼の周囲の人々は彼のゆるぎない楽観主義に気付き、それは周りにも広まっていきました。
脚を失ったにもかかわらず、Roman は決して制限を感じませんでした。日常の中で、脚がないことを意識することさえなかったのです。笑顔で彼は進み続けました。怪我に縛られることなく、今や彼はマラソンを走っています。
“脚を失っても、何の制限も感じていません。いつも笑って常に前に進んでいます。”
Roman
戦場からマラソンのフィニッシュラインへの旅
Roman です。ウクライナ出身の27歳です。19歳の時に志願して、ウクライナ軍に入隊しました。戦闘任務中にオタワ条約で禁止されているはずの敵の対人地雷を踏んでしまいました。その怪我によって、右脚の下腿1/3を切断することになりました。
最良の精神的リハビリテーションは、新しい人生の中に自分を見つけることです。家族、戦友、周囲の人たちは私の楽観的思考は伝播するものだと言っていました。脚を失っても、何の制限も感じていません。気づいてさえいないほどです。いつも笑って常に前に進んでいます。
最初はクロスフィットに集中し、その後アダプティブ・ストロングマン・スポーツに挑戦しました。16トンの飛行機を引っ張って、ウクライナの国内記録を樹立しました。今は42kmのフルマラソンを走るのを楽しんでいます。これは自分の怠け心との闘い、「できない」「やりたくない」という感情との闘いなんです。これらを克服することで、手足を失っても何の制限もなく、どんなことも可能だと、自分自身にも他の人にも証明しています。これが、私を動かす人生の指針です。
“最も重要なのは、快適で自分に合ったライナーを選ぶことです。”
Roman
義肢ライナーの選び方
私は長年Össur のシリコーンライナーを使っています。柔らかく快適なだけでなく、長時間使用しても圧迫、密度、形状を維持してくれるからです。義肢装具士の勧めで使い始めました。Seal-In リングによって吸着が強化され、大きな助けになっています。おかげで、積極的にトレーニングしたりマラソンを走ったりしても、断端に炎症や刺激、痛みを感じることはありません。
一度、ライナーなしでソックスだけで義足を装着してみたことがありました。数時間歩いただけですが、常に隙間があるような動きが起こり、断端はすぐにダメージを受けてしまいました。それに比べ、ライナーがあれば、マラソンを数時間走っても、つまり常に動き続けても、摩擦や怪我はありません。ライナーは断端の健康と状態を保護し、維持するコンポーネントです。
最も重要なのは、快適で自分に合ったライナーを選ぶことです。私からのアドバイスは、圧はかかるけれど、締付け過ぎないものを選ぶこと。これは実際に使って比較することでわかってきます。ですから、まずは義肢装具士に相談してください。何をしたいのか、義肢を装着した自分のイメージ、どんな感覚を求めるのかなど、義肢装具士が最適なライナー選択をサポートしてくれるでしょう。私が試してきたÖssur の製品はどれも素晴らしく、長年の使用とマラソンを通して、その品質は証明されています。
A Perfect Part of Me: Össur 義肢ユーザーの声
ぴったりとフィットするライナーは快適なだけではなく、自分らしく生きる力を与えてくれるものです。
Roman のストーリーはここまで。次は、自分にぴったりなライナーに出会い、どのように日常の重要な一部となったのか、他の方のストーリーを見てみましょう。
情熱を追い求めることから日々の小さな楽しみまで、最適なライナーがどのように人生を豊かにし、最も大切なことを受け入れるのに役立ったか、それぞれのストーリーをご覧ください。