自宅へ帰る


リハビリテーション後も、自立を目指したあなたの冒険は続きます。ここでは、あなたの日常の様々な場面への対応に役立つ、いくつかのコツを紹介します。

親族と関係性

切断は、患者様自身以上に影響を与えます。友達のうち何人かや、家族の一員は、あなたの冒険をどのようにサポートしてよいのか、考えあぐねていたり、圧倒されてしまったりしているかもしれません。コミュニケーションの回路を開くことで、関係性を癒し、再定義する長い道のりを始めることができます。あなたは、自身をサポートしてくれる仲間との対話を開始する役に立つ、適応カウンセラーや仲間のメンターと話したいと思うかもしれません。

仕事

切断をしたからといって、もう二度と仕事に戻れないというわけではありません。事実、多くのケースで、義肢の使用によって労働に復帰できることが示されています。自身の仕事に対する運動の度合いや健康状態が許すなら、切断前の職場に復帰することも可能です。そうでない場合には、キャリアカウンセラーがご自分の再雇用プランを立てるのを手助けしてくれます。全ての州で受けることができる職業リハビリテーションサービスを利用することで、新しいキャリア選択の役に立つかもしれません。

身体活動とスポーツ

身体活動は健康を維持するのに重要なものです。身体が活動的である状態を維持することで、健康の問題を予防することができ、自然なムードをかもし出し、エンドルフィンの分泌を促すことができます。

切断後の回復を続けるにつれて、あなたは以前と同じレベルの身体活動を再会できるということに気づくかもしれません。いくつかのケースでは、人々は切断後に、適切な義肢を使用することがフィットネスを始めるのに役に立つと気づきます。他の人々は、正しい義肢を使用することが身体活動やその能力を向上させたり、増加させることさえあることを発見します。

いつも運動をしていましたか? 完璧です! 医師に相談し、以前にしてきた活動を続けてよいかを確認しましょう。もし、初心者で適切なスポーツを探しているなら、医師に相談して適切な選択肢を提示してもらいましょう。

健康状態や運動レベルに応じて、切断からの回復後には、幅広いスポーツに参加することができるかもしれません。初心者には、しばしばハイキングから始めるのがよい選択肢として勧められます。これは、どこでも始めることができ、最小限の道具しか必要としないからです。また、低衝撃の活動としては、サイクリングやスイミングは理想的な活動です。サイクリングは義肢に大きなストレスをかけることがなく、自転車を漕ぐことのできる機能をもった膝継手もあります。三輪車や横になった状態などでのハンドバイクもサイクリングを楽しむよい方法です。

以下のことは明確です。:あなたが初心者、アマチュアであるか、パフォーマンス、極端なアスリートであるかに関わらず、 現代の義肢テクノロジーは、あなたが自身の目的を達成する手助けになります。過負荷による義肢へのダメージを避け、自身の安全性を保証するために、担当の義肢装具士と自身のエクササイズや活動の目標について確実に話し合ってください。