i-Limb QRコード


my i-Limb と Biosimモバイルアプリは、i-Limb義肢用のQRコードを使用することができます。義肢の使用を最良化するために設計されたこのQRコードを使用することによって、ユーザー様は、急速に成長しているコミュニティ間で手早くカスタムマイグリップをダウンロード、またはシェアすることができます。

QRコードの使用方法

1. アプリを起動します

対応するモバイル機器*を使用し、my i-Limb または Biosimアプリを起動します。

2. QRコードをスキャン

以下のライブラリからQRコードをスキャンします。

3. いつでもアクセスできるように保存

アプリに保存することで、マイグリップはいつでもアクセス可能になります。

タイピング/他の方法

タイピングに使用できる他の手指位置として、伸展した位置で手指をアクティブから外します。人差し指を予め曲げ、アクティブにします。他の手指はアクティブにしません。

iPhoneの使用

多くの人たちは、マイグリップを使用せずに義手でiPhoneを快適に保持しています。しかしながら、iPhoneを取り落としてしまうのではないかと心配になる方にとっては、保持した後に手指が再び開くのを止めるようグリップを設定することで、自信を持てるようになれます。このグリップに入ると、母指は最初に正しい位置まで動きます。その状態で、母指の角度の合うように手部にiPhoneをおきます。閉じるシグナルを送ることで、iPhoneを保持して手指をロックすることができ、グリップを解除するまでは手指が開くことはありません。

スマートフォンの使用

母指を中間の位置まで回旋させ、他の手指は「準備状態」の位置である完全伸展にします。シグナルで小指を完全に屈曲させスイッチをオフにして、スマートフォンが上に載るようにします。人差し指、中指と薬指を保持するスマートフォンに沿わせて屈曲させ、スイッチを切ります。母指はアクティブなままにしてスマートフォンを完全に保持します。

小型のタブレット端末/e-リーダーの使用

母指を少し対立するよう軽く回旋させ、「準備状態」の位置である完全伸展にします。人差し指から小指までは完全伸展にしてオフにします。シグナルで母指をアクティブにして、デバイスの側面を保持し、完全に対立の位置にはしないようにします。

大型のタブレット端末

母指を完全に側面の位置まで回旋させ、完全伸展の状態にしてスイッチをオフにします。他の手指はすべて「準備状態」の位置である完全伸展にします。シグナルで人差し指から小指までを完全に屈曲させます。これによって大型のタブレット端末やクリップボードを前腕にかけて保持することができます。またその荷重を身体に近い位置に寄せて、母指、4本の手指の先、手部の手のひらと前腕でより安定した位置で支持することができます。

マグカップを使う

このグリップは、i-limbレボリューションハンドでコーヒーを飲むのに神経質になってしまうような方が使用することができます。このグリップはコーヒーカップのハンドルで保持するためのものです。このグリップでは、最初にハンドルの中に差し入れるのに適切な位置に母指を動かすことから始めます。その後、閉じるシグナルを送って他の手指を適切な位置でロックします。人差し指、中指、薬指と小指はもう動かず、母指だけが開きます。カップを口に運ぶさいに不意に開くシグナルを発してしまっても、カップが少しばかり滑るだけで、ハンドルに入った母指と動かない残りの手指で保持されます。

カトラリーの使用

多くの片側切断のユーザー様はマイグリップを使用しなくともフォークやナイフを手に持たせることができます。しかしながら、両側切断のユーザー様は、そのように予め位置を決めることは困難であることがあります。カトラリーの保持は、モードに入った後、最初の閉じるシグナルで中指、薬指、小指を完全に屈曲させることから始めます。母指と人差し指は部分的に屈曲します。ユーザー様は、食事を切るのに適切な位置にフォークやナイフを配置することができます。

プレートの使用

多くの方は、プレートを固定するのにラテラルピンチを使用します。より思いプレートの場合には、よりプレートを安定させるためにプレートの下で人差し指を伸展させることを好む方もいます。

果物や野菜の皮をむく

母指を中ほどまで回旋させ、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルで、薬指と小指を完全に屈曲させ、果物や野菜を載せることができるようにスイッチをオフします。母指、人差し指と中指を物体に沿わせて屈曲し、必要な位置に再配置できるようにオンにしておきます。

飲み物を保持する(安全保持)

母指を対立するように回旋させ、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルで、小指を完全に屈曲させ、容器の底を支持できるようにスイッチをオフします。残りの手指をアクティブにして、物体をグリップします。

マグカップを保持する(母指ホールド)

母指を対立するように回旋させ、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルで母指を部分的に屈曲させ、スイッチをオフにします。人差し指と小指も部分的に屈曲させ、必要な時にカップを離すことができるようにアクティブにしておきます。不意にシグナルを発してしまっても、母指でカップを保持することができ、また完全に開いてしまっても、カップは装着者から遠い方向に倒れるので安全です。

箸を持つ

箸を持つには、グリップが有効です。箸の一本を人差し指に保持しておくには、伸縮性のあるバンドが必要です。箸は外側位置で、母指を使って保持します。アクティブにしてある人差し指で、箸の一本を固定されているもう一方に対して動かすことができます。

ドリル工具を使用する

このようなものが、工具を操作するためにカスタムマイグリップを使用することができる例です。このような小さな工具に2指トリガーグリップを使用すると、母指が邪魔になり、人差し指や中指がトリガーを引くのを止めてしまいます。カスタムのバージョンでは、作業しやすいよう母指をよりよい位置にして工具を保持します。

錠剤のボトルを開ける

錠剤のボトルのような小さい容器を扱う時には、母指をしっかりとグリップできる位置に配置し、小指はボトルの下で閉じた状態にしてオフにし、容器を保持する台にします。他の手指はアクティブにして必要な再配置ができるようにしておきます。

楽譜を持つ

この位置は、楽譜を安定させて保持しながら、母指を開いたり閉じたりしてページをめくることができるように作られたものです。

財布

母指を対立の位置に回旋させ、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルですべての手指を屈曲させ、母指と他の手指の間には財布を挟まずに支持できるほどの十分な間隔を開けておきます。母指だけをアクティブにしておき、必要な位置に調節してグリップできるようにします。

受け/支持グリップ

母指を部分的に外側の位置まで回旋し、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルで母指を屈曲し、ハンドルを支持できるようにスイッチをオフにします。人差し指から小指は屈曲させ、ハンドルを受けることができ、義肢がハンドルを固定しないようにアクティブにしておきます。

フックグリップ

母指を部分的に外側の位置まで回旋し、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルで母趾を完全に屈曲させ、邪魔にならないようにスイッチをオフにします。人差し指から小指は屈曲させ、フック状にして、必要な時に物体を離すことができるようにアクティブにしておきます。

円筒状の細い物体

母指を部分的に外側の位置まで回旋し、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルですべての手指をアクティブにしておき、小さい径で円筒状の物体を保持します。

円筒状の太い物体

母指を部分的に対立した位置まで回旋し、他の手指は完全伸展した「準備状態」の位置にしておきます。シグナルですべての手指をアクティブにしておき、大きい径で円筒状の物体を保持します。

マイグリップをシェアする

カスタムマイグリップは簡単にシェアできます! モバイル機器にカスタムマイグリップを保存する際に、「シェアする」を選択し、インターネットに接続している状態で私たちのアプリクラウドに送信するだけです。送信により、それがQRコードに変換され、QRコードライブラリに登録されて他の i-limbユーザーが日常生活に活用できるようになります。

*my i-limb と biosim モバイルコントロールアプリはApple® のApp storeでダウンロード可能であり、 iPhone® (4s以降のもの)、 iPad® (第4世代以降のもの)、 iPad® ミニ、iPod (5 以降のもの)に対応しています